そろそろしっかりvimを使う。dotfilesのgithub管理とvundleの導入。
vimを使い始めて暫く経つのだが、なかなか初心者レベルを抜けられない。
そろそろしっかりvimを使ってみようと思う。
聞いたところ、dotfiles(.vimrcなど)はgithubで管理すると便利らしい。
また、vimのpluginはvundleで管理するのがナウいらしい。
今回はこの二つを実際に行ってみる。
なお、dotfilesはWindowsとMacで共有する。
目次
・vundleとは
・目的と方針
・dotfilesの管理とvundleの導入
・vundleを利用したプラグインのインストール
vundleとは
そもそも、vundleとは何か。
簡単に言うと、vimのpluginを管理するpluginである。
RubyのBundlerに影響を受けたらしい。(個人的にこれがポイント高かった。)
特徴は、pluginを.vimrcで管理すること。
.vimrcに必要な情報を書いておけば、vimのコマンドでpluginの導入及び更新ができる。
またディレクトリもpluginごとに配置され、管理しやすい。
目的と方針
今回の目的は二つ。
・MacとWindowsでdotfilesを共有し、githubで管理すること。
・pluginをvundleで管理すること。
そのために、Windowsのファイル名でgithubで管理する。
Macでは全てシンボリックリンクを作成する。
つまり、差異は柔軟な方(Mac)で吸収する。
その方が、何か問題があったときに対応しやすい。
dotfilesの管理とvundleの導入
上記方針の通り、.*rcをgithub管理用フォルダに移動してシンボリックリンクを作成する。
イメージしやすいように、最終的なディレクトリ構成を先に提示する。(一番左は$HOMEで、余計なファイルは)
はじめに、ターミナルを起動してディレクトリとシンボリックリンクの作成を行う。
mkdir ~/dotfiles mv ~/.vimrc ~/dotfiles/_vimrc mv ~/.gvimrc ~/dotfiles/_gvimrc ln -s ~/dotfiles/_vimrc ~/.vimrc ln -s ~/dotfiles/_gvimrc ~/.gvimrc
次に、githubのwebでリポジトリdotfilesを作成する。
githubの使い方に不安があれば、こちらを参照のこと。
gitとgithubを使ってみる - holyppの日記
その後、再びターミナルに戻る。
#dotfilesをgithubで管理する。 cd ~/dotfiles git init touch README git add README git add _vimrc git add _gvimrc git commit -m 'first_commit' #vundleを導入する。 git submodule add http://github.com/gmarik/vundle.git ~/dotfiles/vimfiles/vundle.git git commit -m 'add_vundle' git push origin master #pluginディレクトリのシンボリックリンクを作成する。 ln -s ~/dotfiles/vimfiles ~/.vim
vundleを利用したプラグインのインストール
.vimrc(~/dotfiles/_vimrc)に下記の通り追記する。
set nocompatible filetype off set rtp+=~/vimfiles/vundle.git/ #vundleのディレクトリ call vundle#rc() Bundle 'Shougo/neocomplcache' #Bundle...は使用するプラグインを書く。詳細はguthubのREADMEが詳しい。 Bundle 'Shougo/unite.vim' Bundle 'thinca/vim-ref' Bundle 'thinca/vim-quickrun' filetype plugin indent on " required!
vimを起動しコマンドを打つと、自動でインストールされる。
:BundleInstall
なお、更新する場合は!をつける。>:BundleInstall!
下記のログが出力されれば成功。
Installed bundles: neocomplcache unite.vim vim-ref vim-quickrun Helptags: done. 4 bundles processed
これらのpluginはgithubで管理しないため.gitignoreを作成する。
vi ~/dotfiles/.gitignore #ファイルには1行だけ書いて保存する。 /vimfiles/bundle/ #複数PCで同期をとるため.gitignoreも管理する。 git add .gitignore git commit -m 'add_gitignore' git push origin master
ここまでで、Mac側の準備は完了となる。
Windows側の作業と、vundleでいれた各種pluginの設定に関しては別途記載予定。
別途→そろそろしっかりvimを使う。github+vundleを利用したWindowsとの同期。 - holyppの日記