南極の図書館

ペンギンが寝ていた…。

windowsローカルにRedmineをインストールする

先日ローカルにsubversionを入れ、今度はRedmineだろうということで導入した。


環境はwinXP
流れは以下の通り。


1.Rubyをインストール(環境変数を設定)
2.RailsとSQLite3をインストール
3.Redmineをダウンロードして設定ファイルを書く。
ここでRedmineが動くようになる。
Redmineが動いた後に、
4.mongrel, mongrel_serviceをインストール。
5.windowsのサービスに入れて自動で起動するようにする。
6.Redmineをいれて最初の設定。

1.Rubyをインストール。

http://arton.hp.infoseek.co.jp/indexj.html
TOPにあるActiveScriptRuby 1.8.7(p249) with-winsock2 tcl-stubをダウンロードして実行。
ActiveScriptRubyで入れないとmakeを別途入れなきゃいけなかったり、後から困るので。


環境変数を設定。
マイコンピュータの「プロパティ」、詳細設定タブの「環境変数」、システム環境変数の中の「Path」の最後に「C:\Program Files\ruby-1.8\bin\;」を追加。
その後にコマンドプロンプトを立ち上げてバージョンが見れればOK。



>ruby -v
ruby 1.8.7 (2010-01-10 patchlevel 249) [i386-msmin32]

2.Ruby on RailsとSQLite3をインストール

>gem install rails
しばらく待つ。今入れるとVersionは2.3.5。

SQLite3は、まずここから2ファイルダウンロードする。
http://www.sqlite.org/download.html

下の方にあるPrecompiled Binaries For Windowsから。
sqlite-3_6_23_1.zip(254.52 KiB)
sqlitedll-3_6_23_1.zip(253.34 KiB)
中の合計3ファイルを、rubyの/binに配置する。


次にsqlite3-rubyをインストール。
>gem install sqlite3-ruby

3.Redmineをダウンロードして設定ファイルを書く。

http://rubyforge.org/frs/?group_id=1850
この中のredmine-0.9.3.zipをダウンロードし、解凍する。

C:\Documents and Settings\holypp\redmine\redmine-0.9.3
(以下ここを$RAILS_ROOTと呼ぶ)


/config内の「database.yml.example」を編集し、「database.yml」とリネームして保存する。
内容はコレだけ。残りは全部消す。

production:
  adapter: sqlite3
  database: db/redmine.db
  timeout: 5000


次にコマンドプロンプトで$RAILS_ROOTに移動し、秘密鍵を作成する。
>cd C:\Documents and Settings\holypp\redmine\redmine-0.9.3
>rake config/initializers/session_store.rb


$RAILS_ROOTで、データベース上にテーブルを作成する。
>rake db:migrate RAILS_ENV=production


次にredmineのデフォルトのデータをデータベースに設定する
>rake redmine:load_default_data RAILS_ENV=production
Select languageと出てくるので、「ja」と入れてエンタ。(デフォルトはen)


ここまででredmineの設定が完了、動くか確認する。


Ruby標準のwebサーバ(WEBrick)を立ち上げる。
>ruby script/server -e production
port3000で立ち上がるので、ブラウザから以下のアドレスを入力する。
http://localhost:3000/
これで動いてればOK。

4.mongrel, mongrel_serviceをインストール。

次に、WEBrickでは性能に不安があるので、mongrelというサーバで動かす。

mongrelのインストール。
C:\Documents and Settings\holypp>gem install mongrel
C:\Documents and Settings\holypp>gem install mongrel_service

5.windowsのサービスに登録する。

サービス名:Redmine
webアプリの場所:"C:\Documents and Settings\holypp\redmine\redmine-0.9.3"
ポート:4000
Railsのモード:production
の場合は以下のコマンドになる。

>mongrel_rails service::install -N "Redmine" -c "C:\Documents and Settings\holypp\redmine\redmine-0.9.3" -p 4000 -e production


登録が終わったら、「スタート」「コントロールパネル」「管理ツール」「サービス」で「Redmine」を見つける。
右クリックから「開始」で起動する。
http://localhost:4000/
これで動いてればOK。


自動で起動させるためには、「スタート」「コントロールパネル」「管理ツール」「サービス」「Redmine」を、
右クリック「プロパティ」でスタートアップの種類を「自動」にする。
なお、メモリが常時70M程度取られるので、それが辛い人は使うときだけ起動した方が良い。

6.Redmineをいれて最初の設定。

http://localhost:4000/

右上の「ログイン」から名前とパスワードにadminを入れる。
いきなり英語になるので、右上の「My account」で、LanguageをJapaneseに。TimeZoneをGMT+09:00 TokyoにしてSaveする。
日本語になったらプロジェクトを作る。


運用にもいろいろなやり方があるので、あとはお好みで。
私の使ってる環境についてはまた今度。