南極の図書館

ペンギンが寝ていた…。

優秀なプログラマが要らない理由(前半)

最近チームの移動をしたこともあり、ゼロベースでメンバーのことを考える機会が増えている。
「チームにああいう人間がいたら理想なのに」とか「このチームの強みはあの人がこれをやっているところだな」など。逆に弱い部分も観察する。
それは逆にいえば「私にどんなスキルがあると、受け入れる側は嬉しいのかな」ということに繋がる。
もちろん、今の私は明確な業務を与えられているわけで、それがチームとして私に求めているもので間違いはない。
ただ、抽象化して考えるとどうなのかな、と。


もちろん、以前から揺るがないものはある。「習得のために時間がかかるもの」を持つ、ということだ。つまりなんらかの「スペシャリスト」であることだ。


ではスペシャリストとは何か?
この業界では大きく分けると3つだろう。
・業務知識
・プログラミング能力
・管理能力
また、これらとは別に土台として「対人能力」「自己管理能力」の二つはあればあるだけ良い。


さて、こここで上記の3つのどれが一番良いのか、というのを、ある一つの切り口から考えてみよう。以下の繋がった2つの問題から。


・問題1
「今から臨時チームを立ち上げる。人数は10人。要件の確認からリリースまで1年だ。」とマネージャから言われ、その中に自分も入っている。
そして集められた10人。
ここで、チームで明らかに一番業務知識があり、プログラミング能力があり、管理能力がある人間がいる。
チームとして何をやってもらうのが最適だろう。


・問題2
上記の臨時チームを作って半年経過。予定より遅れている。
仕方がない、と一人だけ増員が可能となり、運よくスーパーマンが入ってくれた。問題1で出てきたスーパーマンと同程度の能力だ。
さて、何をやってもらうのが最適だろう?


明日も仕事なので、私も改めて考えながら寝ることに。
今回のタイトルが結論となる予定なのだが、もう1日、考えてみよう。


最近id:gothedistanceのエントリがこれ系で、私も似たようなことを考えるような環境になったため刺激されて書いてます。
最新がそれでもアジャイルに未来があるとすればですし。