南極の図書館

ペンギンが寝ていた…。

はてな年間100冊読書クラブ

『風の歌を聴け』村上春樹

ストーリーは、Wikipediaによると『20代最後の年を迎えた「僕」は、アメリカの作家デレク・ハートフィールドについて考え、文章を書くことはひどく苦痛であると感じながら、1970年の夏休みの物語を語りはじめる。』というもの。 私はAmazonにある(たぶん正…

大局観(羽生善治)

書店をうろうろしていたら目に入ったので。 2011年2月10日初版、4月20日に四版なので結構売れていると思う。 はじめに いったん本書の感想を書いたところ、格言集のようになってしまった。 「折り目」を付けたページを読み直し、それを順番に書いていったか…

回転木馬のデッド・ヒート(村上春樹)

動機 動機は、私が日頃から影響を受けているid:finalventのこちらを見て。 finalvent 長期というなら聖書かな。あまり本という感じはないけど。小林秀雄「考えるヒント」もなんども。村上春樹「回転木馬のデットヒート」なんかも。“@kazu_yama1003: @finalve…

プログラマが知るべき97のこと

前回書いた通り、オススメの一冊。 今春“プロ”グラマーになる人が、あと1週間で学ぶ3つのこと(+1) - holyppの日記 見出し ・私の選んだ2つのこと ・プログラマーの考え方になる 私の選んだ2つのこと 本書の内容について。 テスト、デプロイ、レビュー…

一番いいSFを頼む「星を継ぐもの」

本エントリにはAmazonの商品説明以上のネタバレはなし。 はじめに 「プログラマの読む本」の統計を取ると「SF」は間違いなく上位にくる。 議論するまでもなく、「未知の技術」または「最先端の技術」、それに「謎解き」といったキーワードは、多くのプログラ…

2010年を振り返るために。田原総一朗「Twitterの神々」

はてな年間100冊読書クラブ、3冊目。 知っての通り、田原総一朗の司会やインタビューは切れ味鋭い。 本書は田原総一朗のインタビューが軸になっている。まずは目次を見て欲しい。 目次 第1章 ツイッター概論 第2章 田原総一朗×「新時代のカリスマ」たち 1.…

坊や哲より。「うらおもて人生録」

はてな年間100冊読書クラブ2冊目「うらおもて人生録」 はじめに 読んだ動機はid:finalventのこちらから。 ちょっとまいったなこれ - finalventの日記 スゴ本のDainさんもそうらしく、これを見て買った人は多いんじゃないかなと。 ハタチのわたしに読ませたい…

はてな年間100冊読書クラブ 1冊目「読書力」

今日から始める100冊。 1冊目は読書の本がふさわしいかな、と思ったのでこちらを。 はじめに この本との出会いについて。 404 Not Found - ゆーすけべー日記で、「あまり斎藤孝氏の本を最初に紹介はしたくないのが正直なところである」とあり、良い本なんだ…