南極の図書館

ペンギンが寝ていた…。

VMware Fusion3を買った

iMacと一緒に購入したWindows7 HomePrem32bit。
これをBootCampに入れていたが、ここ半年は一度も起動せず、もったいないなぁと思っていた。
そこで、評判が良いVMwareFusion3の、30日無償評価版を使ってみることに。
VMware Fusion: Mac をデスクトップ仮想化に使用して、Mac 上で Windows を実行
これは想像以上に使い勝手が良く、30日経過と同時に購入した。

BootCampと比較

大きく二つの利点がある。


1.再起動が不要。
ただのアプリとして立ち上がるので、すぐにWindowsに入れる、しかもまったくモタつかない。
私はSpacesで一つ割り当てているけど、これは楽だ。相性が良い。
BootCampは再起動が必要だったので、どうしてもというときじゃないと使いたくなかった。
そして、どうしてもという機会は半年間で一度も無かった。


2.MagicMouseの精度がいい。
MagicMouseはBootCampでは正直使いたくないレベルで、別途マウスを買おうかと思うくらいだ。
Fusion3ではMacOSXと同じように動いてくれる(と私は感じている)。

できるだけ安く買う

安く買えるのに越したことはないなと調べ、結局980+3551円で購入。
(もっと安く買う方法があるかもしれません。)


act2.comから。
404 Not Found - act2.com
Fusion 2 サポートレス→Fusion 3 サポートレスへアップグレード / 980 + 3,600 = ¥ 4,580


購入の流れは簡単で、全部合わせても10分程度。
・ユーザー登録をする
・Fusion2を980円で購入
・Fusion2のシリアルがメールで送られてくるが、特に使わない。
・Fusion3(アップデート版)を3600円で購入(ポイントが49あるので49円引かれる)
・Fusion3のシリアルがメールで送られてくるので、評価版で使っていたFusion3を立ち上げて、シリアル番号を入力する。
結局、購入後の作業はシリアルの入力だけ。

Windowsの再アクティベート

使いはじめたら一つ問題が起こった。
「このWindowsコピーは正規品ではありません」という表示が出て、プロダクトキーを入れ直してもダメ。
原因はBootCampにも入れていたから?(随分前に削除済みなのだが。)
仕方ないのでWindowsに表示されている指示に従い、フリーダイヤルのサポートに電話をかけた。
全て自動音声で、5分ほどで再アクティベートが完了した。

環境構築

まだ全然進んでないけど、ドキュメントフォルダの共有など便利な機能がある。
しっかり使うならメモリ(4G)が足りないと感じたので、先日追加で8Gを買ってきたら本当に快適になった。
サブで使ってるXPから徐々に環境を移行して、そろそろ隠居させてあげよう。

Rubyの複数バージョンを共存させるgem。rvmとpikについて

先日から「Rubyベストプラクティス」を読んでいる。
これは確かに中級者向けで、左手に「プログラミング言語Ruby」を開きつつ読んでいる。(読んでみたら本書内でも勧められていた。)
「対象読者」にある下記の記述は本気である。「メタプログラミングRuby」とは違って(「メタプログラミングRuby」は「自称初心者」こそ読むべき - holyppの日記)、初心者には辛い。私も辛い。

本書はRuby初心者を想定して書かれたものではない。プログラミングを始めたばかりの方にはあまり役に立たないだろう。
(中略)
少なくとも中級レベルの経験があれば、本書を読み進めていくのは楽しいはずだ。必要に応じて調べられるよう、お気に入りの参考書を手元に置いておくとよいだろう。
『プログラミング言語Ruby』(オライリー・ジャパン)か、『プログラミングRuby第2版言語編、ライブラリ編』(オーム社)があればよいだろう。
(中略)
しかし、Ruby1.9こそが進むべき道であり、本書ではRuby1.9にのみ焦点を当てることを選んだ。
本書はレガシーなコードをメンテナンスするときにも役立つはずだが、時代を先取りしたい人たちにこそ向いていると認めざるを得ない。
Ruby1.9こそが進むべき道であり」「時代を先取りしたい人たちにこそ向いていると認めざるを得ない」

どーん。
いやはや、ぐうの音も出ない。
しかし私は1.8を使っており、これを消すのは個人的な影響が大きい。
よろしい、共存だ。


ということで「Rubyベストプラクティス」を読むための準備として、複数バージョンを共存させる。
MacOSX rvmについて
・Windows pikについて
・注意点
(「MacOSX rvmについて」はunix全般かもしれないが私は未確認。)

MacOSX rvmについて

rvmというgemがある。これを使うことで複数バージョンのRubyを管理できる。
wayneeseguin/rvm · GitHub
現在systemに入っている「メイン」のRubyはそのままに、rvmの管理下で複数のRubyをinstallできる。
私の場合はRuby1.8.7をメインに使っており、そこにrvmをinstallする。

$gem install rvm   #すると↓これをターミナルに打ち込むように指示される。
 "bash < <( curl http://rvm.beginrescueend.com/releases/rvm-install-latest )"
$ bash < <( curl http://rvm.beginrescueend.com/releases/rvm-install-latest )    #打ち込む。
#次は、↓これを~/.bash_profileに書くように言われる。(.zshrcなど、使っているもので良い。)
 [[ -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" ]] && . "$HOME/.rvm/scripts/rvm"   #これを書きこむと、rvmコマンドが使用できる。(※大括弧は半角にして下さい)

ここからrvmの使い方。

$rvm list known   #インストールできるRubyのリストを表示する。
$rvm install 1.9.2   #rvmの管理下に1.9.2をインストール
$rvm list   #下記の通り、rvm管理下のリストが表示される。1.8.7はsystemのものなので表示されない。

rvm rubies
   ruby-1.9.2-p180 [ x86_64 ]

$rvm use 1.9.2 --default   #1.9.2を利用する。--defaultでデフォルトに設定できる。
$ruby -v   #1.9.2 
$rvm system   #1.8.7 systemとは、systemにinstallしてあるRuby。
$ruby -v   #1.8.7 #この例ではsystemに入っているのは1.8.7で、rvmの管理下に1.9.2が入っている。

ちなみに、gemもrubyに依存するので別管理になる。

$rvm use 1.9.2
$ruby -v
ruby 1.9.2p180 (2011-02-18 revision 30909) [x86_64-darwin10.7.0]
$gem list
 *** LOCAL GEMS ***

rake (0.8.7)   #最初はこれだけ。

$rvm system 
$ruby -v 
ruby 1.8.7 (2010-08-16 patchlevel 302) [i686-darwin10]
$gem -v
1.3.7
$gem list

 *** LOCAL GEMS ***

configuration (1.1.0)
haml (3.0.25)
...
(略)   #もちろん、今まで入れたgemが表示される。

Windows pikについて

環境はXPにruby1.8.7p334 gem1.5.2が入っている状態から。

$gem install pik
$pik_install "C:_Rubypik" #ディレクトリ指定必須。PATHを通すとpikコマンドが使える。
$pik list #現在入ってるRubyを表示する。
$pik list -r #インストールできるRubyを表示する。DevKit,IronRuby,JRubyなど。
$pik install ruby -v 1.9.2-p180 #これが一番新しかったので。
$pik list
* 187: ruby 1.8.7....
   192: ruby 1.9.2p180...

これで pik use 192 または pik use 187 でバージョンの切り替えができるようになる。
gem等も別管理となる。(gem listでそれぞれ違うLOCAL GEMが表示される。)

githubはこちら。
vertiginous/pik · GitHub

注意点

rvmまたはpikでバージョンを変更した場合、その範囲はターミナル内のみとなる。
別でターミナルを開く、または、cmdを開くと、デフォルトで設定されているRubyのバージョンで起動される。
それはrvmならば--default指定したものとなる。pikならばsystemに入っているRubyとなる。



Rubyベストプラクティス」はようやく1章を読み終えたところ。「プログラミング言語Ruby」は常に横に置いている辞書、またはバイブル。

Macでrubygemsのrequireエラーが発生する件

詰まってしまったので備忘として。


先ほどiMacSinatraアプリを動かそうとしたらエラー。

`require': No such file to load -- rubygems (LoadError) 

環境はMacOSX10.6.6、ruby1.8.7、gem1.3.7。
$gem environmentでもしっかり入ってることが確認できるが、どうもPATHがおかしいようだ(/Library/Ruby/Gems/1.8)
少し調べて見ると、Macportsrubygemsを入れ直すことで解消するという記事(※1)があったので、試してみる。

$sudo port install rb-rubygems

これで確かにPATHが/opt配下になり、rubygemsのエラーが出なくなった。

$gem environment:
  - GEM PATHS:
     - /opt/local/lib/ruby/gems/1.8

なお、gemを入れ直すので、Sinatraなども再度installする必要がある。
結局、原因はOSXにデフォルトで入っているrubygemsの場所が悪いのか??
出荷状態のrubyrubygemsのPATHを見ないことにはわからないけれど。


(※1)こちらを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
Macのrubyで、require 'rubygems'ができなかったので対処 - Kuna の逆行列

iMacにMacPortsからgVimを入れる

先日MacPortsからgVimを入れられず、結局dmgファイルからインストールを行った。
http://d.hatena.ne.jp/holypp/20100829/1283095446


前回それをブログに書いたところ、まさに私がdmgファイルをいただいたsakamotoさんより、最新のPortfileの在り処およびビルド方法を説明したページをコメントで教えていただけたので、リベンジということでMacPortsからインストールを試みた。


まずは前回入れたgVimを削除する。

アンインストール方法
	アプリケーションフォルダのMacVimアイコン
	ユーザフォルダのライブラリ/Preferences/org.vim.MacVim.*
	を削除します。

とあるとおりに実施した。


次に、こちらを参考に、MacPortsからgVimをインストールする。
http://code.google.com/p/macvim-kaoriya/wiki/Building
※ここから先は、上記URLの通りに実行しただけです。


こちらからportfileをいただいて、配置する。
http://github.com/splhack/macports
今回必要だったのは、editorsとtextprocの配下なので、それを~/macports/以下にコピーし、
(私はlocal ports directoryを ~/macports にしているため。)

cd ~/macports
sudo portindex

cd textproc/cmigemo
sudo port install +utf8
cd ../../editors/macvim
sudo port install +cscope +perl +python +ruby

で完了。portindexでエラーがでないので、安心してinstallできた。


gVimは/Applications/MacPorts/の中にインストールされるので、Dockからは「アプリケーション」→「macports」の中にMacVimを発見できる。毎日使うので、それをDockにD&Dしておく。




以上、問題なくインストールできました。(cmigemoも)
インストールしたgVimで、最初の文章としてコレを書いてます。
sakamoto(splhack)さん、本当にありがとうございました。

iMacにgVimを入れようとして挫折

都合、2時間くらいがんばったけどうまくいかなかったので今日は終了。
今日やったこと↓


X11を入れる。Macportsを入れる。
http://sourceforge.jp/projects/splhack/svn/view/PrivatePortfile/?root=splhack
こちらのportfileをいただいて、
http://lapangan.net/darwinports/index.php?HowTo%2FLocalPortfile
これを参考にして、portindexする。
エラー。
Macports1.9.0からincludeが使えなくなったのが原因だと思う。
よくわからないので、差し当たりincludeしていたものをportfileに移植すると成功する。
portindexする。
エラー。
今度はchecksumで怒られる。足りないというわけだ。
http://d.hatena.ne.jp/heiwaboke/20090315/1237049516
今度はこちらを参考に少しあがいてみるが、うまくいかないので、今日はタイムアップ。
難しい。。。




(すぐ追記)
とりあえず使えない状況はつらいので、こちらを参照にインストールした。
http://blogger.splhack.org/2010/08/macvim-kaoriya-20100817.html
ありがとうございます。


でもMacportsからインストールできなかったのは悔しいな、学ばないと。

iMacを買って、マウスの挙動がやっぱりおかしい。

iMac二日目。
何かおかしい。マウスがおかしい。
検索したところ、やはり多数の人が同じ思いを抱いているようだ。
どうやら「加速度」らしい。なるほど。


http://d.hatena.ne.jp/gae/20090531/1243740039
Mac OS X が素晴らしいことは確かだが、そこには一つ大きな欠陥があって、これがコンピュータの有用性に直接の悪いインパクトを与えてしまう可能性がある。それは、マウスの動きをポインタの移動に翻訳する際のやり方に関することだ。」


http://cube10.tumblr.com/post/491008797/mac-os-x-parrish-s-knight
「では、Mac OS X のマウス加速曲線のどこが問題なのだろうか? 簡単に言えば、曲線の形が間違っているのだ。」


同意。
ただ、慣れてしまえば「windowsの方がおかしいんだよ」と感じるらしく、結局人間なんてそんなものなんだろう。
私は仕事でwindowsを使わざるを得ないので、windowsに合わせようと思う。なんらかの手段を使って。


なお、ブラウザはvimperatorのおかげで全く問題が無い。素晴らしい。
マウスなんて、出来る限り使うもんじゃない。

iMacを買って、BootCampのwindows7インストールで詰まった。

iMacを買ってきた。
一緒にwindows7のhomepremiumも買ったんだけど、インストールに手間取る。


とりあえず
http://support.apple.com/kb/TS3173?viewlocale=ja_JP
を参照して乗り切ったので今日は満足。
大体、こんな流れ。


・一回目(失敗)
BootCampでフォーマットする。
windows7のインストーラ起動。
フォーマットしたFAT32ではwin7は入らないからNTFSに再フォーマット。
windows7を入れてもドライバが足りないので画面真っ黒。
(ここでいろいろなサイトを見て対処法を探す。)


・2回目(成功)
USBメモリを準備する。
MacOSUSBメモリをフォーマット(上記URL参照)
USBにデータを入れる(上記URL参照)
BootCampでフォーマットする。
windows7のインストーラ起動。
フォーマットしたFAT32ではwin7は入らないからNTFSに再フォーマット。
windowsの種類を聞かれる(New!)
そのままインストールすると起動できた。(今ここ)


・これから
MacOSのディスクをいれてあーだこーだすると完了するらしい。


あとで清書しようかな、と思うけど今日は簡単に。