わけのわからない仕事を大量にふられたときの対処法。「マッキンゼー式」を再読する。
状況
最近は私の上司がとんでもなく忙しいため、かなり大雑把に仕事を与えられます。(しかも多い気がする。)
例えば
「顧客から金額が合わないって苦情がきてるからとりあえず解決しといて。他にもいくつかあって、メールはしたから。」
とか。
「金額」とか言われても何の金額なのか全くわからないし、とりあえずメールを見ると、
「どこそこの管理簿の以下の番号を解決しておいてください。No.125,223,224,225,367,392,663,665,666(「金額相違」で検索してね)」
(む・・・?詳細はどこ・・・?)
しかもそんなメールが3つ。
基本の対応
大量の仕事を与えられた場合の基本は、
- 細かく砕いて
- 優先度をつけて
- 一つずつ黙々とこなす
と思っていますが、量的/質的な問題で、なんともいかない場合があります。
そこで、最近は残業も多くなっているので、どうにか状況を打破できないかなと、通勤時間等を利用してある本を読み直しました。
「本なんか読んでる場合か?残業して家でも仕事しないと終わらないだろ」という方も居るかもしれませんが、
「逆に、本を読まないから時間がないんだよ」と本田直之さんも言っておりますし、個人的にもそれは実感してるので。
マッキンゼー式
この二冊。タイトルはうさんくさいんですが、中身は保証します。
赤と青がありますが、最初に読むなら赤がオススメ。私は最初「赤はいいけど青は全然だめだな」と思ったので。
これらを前回読んだのは約1年前。これで通算4回目かな?なのに今回は全然印象が違う。
当時はさほど重要じゃないな、と思っていた「地味な」ものが、今回使えるものでした。
メジャーな「MECE」「80対20の法則」「キードライバーを探す」などというのはもちろん考えていますが、今回はそれだけでは全然追いつかず。
そんな中、目を引いたのは、
- 「低い枝の実を採る」
- 「シングルヒットを打つ」
- 「海の水を全部わかすことは無い」
- 「良が最良を相手に競争するようなことはやめる」
- 「関係者全員に事前報告をする」
要するに 「質を落としてでも、綿密に成果を(事前)報告する」 こと。
これでなんとかこなしてます。